今日の天気は雨。
稽古中もすごい雨が降って来ていました。
空も暗く、寒い、濡れる。
雨は悪くないのにネガティブなイメージを持ってしまいます。
しかし稽古中、黙想の時。
目を閉じ、耳を澄ますと雨の音。
なんとも心地良い、身体が自然と一体になる感覚。
自然の音って良いなと気付きました。
人間は作られた音は沢山耳に入りますが、
自然の音は意識して聞かないのではないでしょうか?
雨の音、風の音、風になびく葉の音、波の音、などなど。
気付けば自然の音は周りに沢山あります。
目を閉じ、耳を澄まして自然の音を身体に入れる。
なかなか贅沢だと思います。
最近の扇風機には「1/fゆらぎ」というボタンがあるのですが、この「1/fゆらぎ」とは自然界に存在する癒しのリズムらしいですね。風が非常に心地よいです。
しかし、先生のおっしゃる通り、そんなの使わなくても自然の風は心地よく、旬の香りをも運んでくれ、雨の音は雑音をかき消し心を洗ってくれます。
自然の中から生まれた人間なのだから、自然のゆらぎが体に合うのも納得ですね。
稽古によって感覚を研ぎ澄ませる。体の使い方だけでは無く、心の感覚も磨いていけるよう頑張りたいとおもいます!
そうです、心が大切です。技や身体も大切ですが所詮外見です。心の持ち方が鍵となります。