先日稽古生Hさんより武道に関する書類を頂きました。
そのコラムの興味深いタイトル。
「道場を忘れた武道」
内容は、道場とは何ぞや。ということなのですが、道場関係者は再確認すべき所。
武の道を極める為の場。
稽古場、道場。
そこには、師範(先生、指導員)の目があり、
もうひとつ忘れていけない目があります。
神棚です。または正面。
神棚がある道場では神前稽古ということ。
神に捧げる稽古です。
神前(正面)に礼。・・・日本の神様に対しての礼儀です。
黙想。・・・精神統一。祈りとも言えると思います。
このような観点から見てもやはり武道は神道でしょう。
そのような目に見えない事を意識する大切さ。
身の引き締まる雰囲気を作るのは師範の役目。
誰かに見られているという事は非常に大切な意識かもしれません。
よく昔は言われました「おてんとうさんが見てるぞ」と。
形だけにならず中身が入るように。
・・・そのコラムの最後はこの言葉で締めてありました。
「本来、人の心を豊かに育ててくれるはずの「道場」を忘れて、スポーツ化している武道がまかり通っていることが大変残念でならない。」
同感です。
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Aug 04,2011
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