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Oct 28,2022

寒い時期の肌着着用について 追:道着について

季節的に肌寒くなって来ました
まだコロナ過であり道場も換気している為寒くなってきます
道着のみで寒い人は肌着着用OKです
画像参考にして下さい


✕そでから出る長そで✕
✕ハイネックシャツ✕
✕激しい色物シャツ✕

よろしくお願いします

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〜道着について〜
本来古い沖縄時代の空手では稽古時の服装は指定はなく動きやすい服装だったようで、沖縄の気候もあってか裸での稽古もあったほど決まりは無かったようです。
空手道の道着は、沖縄から本土に伝来した1922年頃から柔道着を真似た事から始まったようで意外に最近なのです。

ではなぜ道着で稽古するのか? 説は結構あります。
・武士が肌着として着用した小袖(襦袢)の名残り
・死装束の名残り
・着物文化の名残り
・スポーツとしてではなく伝統武道の稽古を意識する為
・・・などなど

その他、丈夫である、格好が良い、帰属意識が生まれる、武道意識が高くなる、などの理由もあると思います。

汚れが目立つ、そもそも和服で戦わない、などマイナス面もある。
色々ありますが道着には日本文化が詰まっているのだなと。

その下に着用する下着・肌着にも日本文化が詰まっています。
「もともと道着の下は何も身に付けない」
私も先輩に言われ黒帯になるまでは裸に道着でした。

調べてみるとこれは日本の着物文化からきているようです。
庶民は下着無し。武士の下着は小袖(襦袢)・ふんどし。
江戸中期から末期にかけて武道の稽古量(竹刀剣術や柔術の影響)が増えてきたようで、下着の替えも少なく、洗濯も気軽に出来ないという状況で、汗をかいてそのままの状況。。って・・・やばい位不潔なむれむれ状態です。
通気性を考えての裸で着用だったのでしょう。

現代は機能性下着や洗濯の向上で、下着着用は清潔感を保つためにもプラス要素だと思います。

各武道や流派会派、道場によって慣習が違います。
飛鳥道場では清潔に保つ為下着は着用可です。
posted by 池田雅人 | Comment(0) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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