前回の菅野覚明氏。
続きです。
「自分の置かれた立場がどれほど厳しいものになろうと、余計な理屈をつけず、言い訳をせずに当たり前のこととして黙々と受け入れていく。常に死という最悪の状態を念頭に置きつつ、一瞬一瞬を命懸けで生き抜いていく武士の姿勢。それはまた、いざという時に取り乱さず潔い死を迎えるための準備でもありました。
死に向かって、いま一瞬一瞬を精一杯生き切る武士道の精神は、私たち現代人が忘れてしまっている人間としての基本を教えてくれているようにも思います。」
ん〜…なかなか心が痛い部分もありますが、自分の心にも正直に生きたい部分もあります。
言うは易し行うは難し。
要は、「覚悟」の問題です。
死を感じれば生が見えてくる。
どこまで真剣になれるか?
菅野覚明著「武士道に学ぶ」
Feb 12,2008
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